札幌車両基地について
事業概要
北海道新幹線は、2016年3月26日に新青森駅~新函館北斗駅間の約149kmが開業し、現在新函館北斗駅~札幌駅間の約212kmを建設中です。新函館北斗駅~札幌駅間には、新八雲(仮称)駅・長万部駅・俱知安駅・新小樽(仮称)駅、札幌駅の5駅が設けられます。
構造物の割合
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整備区間
全長212kmのうち80%がトンネルで構成されます。高速で走行する新幹線は直線に近いルートを選択するため、平野が少ない新函館北斗・札幌間は必然的にトンネルの延長が長くなります。
北海道新幹線の整備効果
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道南・東北・首都圏からの
移動時間を大幅に短縮
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【 北海道新幹線開通による効果 】
函館・札幌間を約1時間13分で移動可能
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雪にもつよい
冬でも安心
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交流が増え、札幌市内・道内の
経済活性化
車両基地ってなに?
車両基地とは、新幹線の安全走行を守るために車両の検査・維持管理を行う施設です。車両の隅々まで検査を行うことで故障の未然防止および安全・安定輸送に努めています。
- 札幌車両基地は「着発収容庫」「仕業検査庫」「保守基地」で構成されています。
- 1.着発収容庫:車両を留めて置く場所
- 2.仕業検査庫:車両の検査・融雪作業等を行う場所
- 3.保守基地:保守用車(線路の安全確認を行う確認車や除雪車等)の整備・留めて置く場所
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着発収容庫に並ぶJR北海道H5系(提供:JR北海道)
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着発収容庫 内部(提供:鉄道・運輸機構)
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仕業検査庫 内部(提供:JR北海道)
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保守基地 内部(提供:鉄道・運輸機構)
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保守基地 内部(提供:鉄道・運輸機構)